25歳という若さで部長職の座に
電気事業部部長|佐澤 圭菜子
PROFILE
■名前:佐澤 圭菜子
■出身:千葉県
■部署:電気事業部部長
■入社年:2019年新卒入社
■出身大学:スポーツ医療学科
■趣味:観葉植物の育成
【25歳という若さで部長職の座に】入社3ヶ月で新しく立ち上げられた課のメンバーに抜擢、2年目で課長に就任、3年目で部長にー。
異例の出世コースを歩む彼女のこれまでの道は険しかったに違いない。
それでも彼女が口にするのは「乗り越えた先の成長がワクワクでしかない」と語る。
彼女の実力は才能なのかそれとも努力なのか。
教員免許を取得、しかし入社した先はベンチャー企業
ー就活時代、目指していたものを教えてください。
学生時代はバスケットなどのスポーツに熱中しており、大学卒業後はスポーツトレーナーの資格を活かし、教員を目指していました。
教員採用試験に合格したものの、選考を進んで行くに連れ、教員としてできることや成長の幅を感じてしまったんです。年功序列の教育の世界では、若いうちにどれだけ頑張っても上の人が辞めないと権限を持つことができません。そういった環境では自ら何かを変えていくことは難しいなと感じたんですよね・・・
とは言っても教育の仕事は素晴らしい職業であり、いずれ脱サラして挑戦しても遅くはないと思い、今しかできないことをやろうと大学4年の秋にベンチャーに方向転換しました。
ー大胆な決断ですね。
そうですね。
周りの友人達が浪人してまで教員を目指す傍ら、自分はベンチャーを目指すことに少し不安を感じていました。
でもある方に「自分の決めた道を正解にするかは自分の行動次第だよ」と言われたんです。
その言葉から自分の決断を後悔のないものにするため、自分が成長できる道を選び続けようと決心が固まりました。
ベンチャーのなかでもビジョンズにしたのは、直感としかいいようがありません(笑)
面接で会社の人たちと話した瞬間、「この人たちと一緒に仕事がしたい!」とピンと来たんです!
営業からバックオフィスの立ち上げメンバーに
ーどんな新卒時代を送っていたんですか?
入社後すぐ配属された顧客営業課では、電話対応がメインのインバウンド営業を行っていました。
学生時代経験したアルバイトは対面接客のみだったので、電話で話すことに慣れておらず、最初は震えました・・・(笑)
やっていくうちにお客様のお顔は見えなくとも、電話口でサービスに満足していただいた時や「ありがとう」と感謝のお言葉をいただけることに嬉しさを感じ、もっとお客様を喜ばせたい!と最初はがむしゃらに営業をしていました。
ーそのがむしゃらさが評価されたんですね。
仕事に慣れてきたくらいの入社3ヶ月目で、バックオフィス部隊として新しく発足されることになった工事管理課のメンバーに抜擢されました。
新しい課としてマニュアルやフォーマットをゼロから創るところから始まり、大変なことも多かった半面、毎日覚えることが多く全てが新鮮で、今振り返ると濃い時間でしたね。
また営業時代は受注数がメインであり、売り上げという部分は深く考えていなかったのですが、工事管理課に異動して部材費や人件費、交通費などの経費を差し引いた利益まで目にすることで、会社の核となる利益まで意識するようになったことも良い経験でしたね。
ーということはまた異動されたんですか。
はい。入社2年目で顧客営業課に課長職として出戻りました。
初めての管理職就任で”課長職とは?”というところからスタートし、苦悩の連続でした。
でも当時は部下と一緒に成長しながらやっていったことが楽しかったですね。
部下が今までできなかったことができるようになったり、部下がお客様から「ありがとう」と言われているのを隣で聞くのも嬉しかったですし、それを誇らしそうにしている部下の顔も好きでした(笑)
ー入社2年目で課長、入社3年目で部長に就任とは異例ですよね。
その若さで上に立つのは苦悩が多いのでは。
部下との年齢が近いと心を鬼にして厳しいことを伝えなければならない時や、部下のやりたいことがよく理解できるため、もっと自分に経験値があればすぐにGOサインが出せるのに・・・と正直悔やむ時もあります。
しかし経営者の近くで勉強できることや権限を持てること、責任を負えることは一般企業で年齢を重ねても経験できないことがある中、私の年齢で経験できることは本当に貴重だと思っています。
確かに苦悩はありますが、この貴重な経験の先にどれだけ成長できるだろうと常にワクワクしています。
今に満足できない
ーその向上心がキャリアアップの秘訣なんですね。
では実際の業務を教えてください。
住宅設備事業を運営する電気事業部の部長職と電気事業部工事管理課の課長職を兼任しています。
部長職の業務としては、事業部全体の戦略構築、各課のマネジメント、外部企業と商談を行っています。
具体的に言うと、事業部の半期目標を設定をし、そこから月ごとに各課の目標設定を行いないます。
現在、電気事業部は顧客営業課・法人営業課・工事管理課・広告課の4つで構成されていて、日々各課の進捗確認、進捗に対しての行動確認、課長職の育成を行っています。
また競合他社と差別化を図るため、新サービスの立案や導入に向けて外部企業と打ち合わせ、価格交渉も行っています。
兼任している工事管理課の課長職としての業務は、部下の業務チェックや請求書の金額確認、工事スタッフの給与計算などを行っています。電気事業部の収入・支出を管理する課なので、バックオフィスの最終チェックが主な業務になっています。
ーでは事業部を代表してビジョンズをどんな会社にしていきたいですか。
現状の事業の売上に満足せず、サービスの幅を広げていきたいです。
役員が描くビジョンズの未来像に対して住宅設備事業はまだ最初の1歩でしかないです。
必要な知識は違えど、各課の土台は同じなので基礎ができればどんなサービスでも活かすことができます。
例えば、新サービスリリースしたいとなった時、広告課の力があれば自社で広告を出稿し集客ができますし、仕入れや在庫管理も工事管理課の経験で余剰なく行うことができます。
今後の課題としては、組織の基盤を確立させて、新事業に応用できるリソースを確保することだと考えています。
今に満足したくないですし、していてはダメだと思います。
ゆっくりカメさんでも大丈夫
ーありがとうございます。
では最後にどんな人がビジョンズに合っていると思いますか。
能動的で根気強い人ですね。
ベンチャーは、会社がひいたレールに沿って歩いて行けば順調な未来が約束されている訳ではありません。自分で考えて前へ歩んで行かなければなりません。
進んでいく中で誰もが絶対に大きな壁にぶつかります。それでも踏ん張っていける人でないと、厳しいようですがビジョンズだけでなく、ベンチャー企業は難しいと思います。
うちの会社は少数精鋭で社員一人ひとりが会社を変えていく存在なので、”会社や上司がもっとこうしてくれると思っていた”、”自分の想っている会社像はこうあるべき”という想いが強い人は、その通りにならないと辛くなってしまうので、”自分も会社を一緒に創っていくぞ!”くらいの気持ちがある人の方がビジョンズは合っていると思います。
ー求めるレベルがかなり高い気がしますが。(笑)
いえ、すぐに結果が出せなくても全然大丈夫です!
成長スピードが速い遅い関係なく、自ら新しいことをもっと学びたいと能動的な気持ちがある人が圧倒的に伸びるんです。
実際に、勉強が苦手で容量が良いとは言えない部下が入社から1年を経て、今急激に成長し活躍しています。
彼はよく「いつか僕がビジョンズを変えていく」と話しており、苦手なことが多い自分とずっと向き合い続けたからこそ、得意が増え、成果を出せるようになりました。
ウサギとカメという例えがありますが、ビジョンズではゆっくりカメさんでも大活躍できますよ!(笑)
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