工事課 研修担当の一日

ビジョンズでは、未経験からでも安心してプロの技術を習得できるよう、充実した研修制度を設けています。今回は、現在研修中の社員を指導する研修担当の大橋さんに、日々の業務内容や研修への思い、そしてビジョンズで働くやりがいについて詳しく聞きました。
登場人物紹介

大橋さん: 研修を担当する先輩社員。技術指導はもちろん、お客様とのコミュニケーションの重要性も教え、研修生の成長を多角的にサポート。

研修生: 前職では様々な職種を経験。安定した生活を求めて、手に職をつけるためにビジョンズに入社。現在、テレビアンテナ工事の研修に励む。
工事課の研修中の1日を紹介

――ビジョンズでの研修中の一日は、どのような流れで進むのでしょうか?
研修生:研修中の一日は、安全確認からスタートします。
社用車の外観やランプの点検はもちろん、体温測定、免許証やアルコールチェックで体調を確認し、健康状態を報告します。この徹底した安全管理は、ビジョンズで働く上で非常に大切なことです。
安全確認が済んだら、お客様の一件目のご自宅へ出発です。午前中に2件ほど、アンテナの新設工事や修理対応を行います。案件の合間には休憩を挟み、お昼休みは11時から14時くらいの間でコンビニなどで取ることが多いですね。
昼食休憩後は、次のお客様のもとへ。一日におよそ4件の工事をこなし、最後の工事が終わるのはだいたい15時から16時頃です。工事が終わると、会社倉庫へ戻り、その日のゴミを片付けたり、翌日の準備をしたりして、17時頃には退勤し帰宅します。
研修担当として意識している3つのこと
――研修を進める上で、どんなことを意識して取り組んでいらっしゃいますか?
研修においては、受講者のスキルレベルに合わせて、ただ技術を教えるだけでなく、より実践的で応用力の高い内容を伝えることを意識しています。前職での経験があり工具の使用に慣れている方には、基礎的な部分を予定より早めに終えることもあり、その場合は以下の3つのポイントを重点的に伝えています。
まず1つ目は、高度な技術の習得です。例えば、固定方法や設置場所に応じたビスの長さの選定など、現場での判断力が求められる応用技術ですね。これにより、どのような状況下でもお客様に最適な施工を提供できる職人を目指してもらいたいと考えています。
2つ目は、お客様への最適な提案力向上です。そのためには、電波を測る「検波」の重要性を徹底的に伝えています。私たちの仕事において「検波力」は提案の質を大きく左右する鍵となるからです。お客様の状況に合わせた最適なご提案ができるようになることを目指しています。
そして3つ目は、何よりも徹底した安全対策です。スライダーをかける際の固定など、基本的ながらも事故防止に直結するルールは厳しく指導しています。職人にとって体は大切な仕事道具であり、ご自身やご家族のため、そしてお客様にご迷惑をおかけしないためにも、常に安全第一で作業に取り組むことの重要性を伝えています。
これらの点を意識することで、単に技術を習得するだけでなく、お客様に最高の価値を提供でき、かつ安全に長く活躍できる職人を育成することを目指しています。

研修で感じる「大変さ」と「やりがい」
――研修が始まってみて、大変だと感じる場面はありますか?また、研修担当ならではの「やりがい」を感じるのはどんな時でしょうか?
研修生:研修が始まってから大変だと感じるのは、お客様と実際に接しながら、作業の説明やご提案に必要な知識を身につける場面です。研修中であっても、お客様から見れば私たちはプロとして見られるため、現場で同時にこれらを習得していくことに難しさを感じています。
一方で、アンテナ工事に関しては、段階を踏んで丁寧に研修してもらえているので、焦ることなく着実に技術を身につけられているのは良い点ですね。
大橋:研修担当者ならではのやりがいを感じるのは、まさに研修生の成長を間近で見られた時です。技術面や提案面など四苦八苦しながらも、僕のサポートを受けながら徐々に自信をつけ、その苦手意識がなくなったのを見た時は、本当に大きなやりがいを感じます。

私たちはただ工事をするだけでなく、お客様とのコミュニケーションを通じてサービスを提供しています。そのため、お客様との「対話」は非常に大切であり、他の現場職とは異なる点だと考えています。技術面だけでなく、コミュニケーション面でも成長が見られたことは、研修担当として本当に嬉しいことですね。
研修担当・大橋さんからのフィードバック
――研修担当の大橋さんについて、嬉しかったアドバイスや行動があれば教えてください。
研修生:研修担当の大橋さんからは、日々多くの学びとモチベーションをもらっています。特に嬉しいと感じるのは、作業の一件一件に対して、常に他の施工方法を検討する視点を教えていただけることです。これは、お客様にとって最適な解決策を導き出すために非常に重要なアドバイスだと感じています。
また、作業や接客について、良かった点も改善が必要な点も、いつも優しく笑顔で伝えてくださるので、自分自身のモチベーション維持に繋がっています。また的確なフィードバックをいただけるので、安心して学びを深めることができています。

研修者としての成長とこれからの目標
――今回の研修に挑んでみて、研修者としての成長の実感はありますか?そして、今後の目標についても教えてください。
大橋:今回の研修を通して、研修者として自身の成長を確かに実感しています。以前、私の目標は「自分の分身を増やすこと」だとお話ししましたが、この研修はその目標に近づく貴重な機会となっています。

具体的には、研修担当として指導を重ねる中で、自身の経験もさらに深まり、イレギュラーな現場への対応知識や、お客様へのより質の高い提案方法など、伝えられることが格段に増えたと感じています。
もちろん、僕自身がお客様と接する中で学ぶことも多いですが、それを研修生に分かりやすく伝えるためには、改めて自分自身の知識を整理し、時には異なる視点から解説する必要があります。このプロセス自体が、自身の理解を深め、指導者としての引き出しを増やすことに繋がっていると感じています。
研修生が日々成長し、一人で対応できる範囲が広がっていくのを見るのは、まさに「自分の分身が増えていく」感覚に近く、研修担当としての大きな喜びであり、同時に自分の成長の証だと感じています。
今後は、会社としてアンテナ工事だけでなく、様々な住宅設備工事を展開していく予定です。僕自身、新しいサービスにも積極的に取り組み、自身のスキルと知識の幅を広げていきたいと思っています。ビジョンズが提供できる価値をさらに高め、より多くのお客様にご満足いただけるよう貢献していきたいです!

ビジョンズでは、未経験からでも安心して成長できる環境が整っています。
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