課長職座談会
PROFILE
左奥:塩入 菜穂(2019年度入社)
入社2年目で電気事業部広告課に就任。
広報部を兼任中。
左手前:田中 弥和(2020年度入社)
入社2年目で電気事業部顧客管理2課 課長に就任。
右奥:大野 純暉(2019年度入社)
入社2年目で電気事業部顧客営業課の課長に就任。
入社3年目で電気事業部法人営業課に異動。
右手前:佐藤 光穂(2018年度入社)
入社2年目で電気事業部工事管理課 課長に就任。
入社4年目で電気事業部顧客営業3課に異動。
今回集まった4名全員が入社2年目で課長職を経験。
管理職として経験値ゼロからどうやって課を構築していったのか、それぞれの苦悩と挑戦とは。
それぞれの新人時代、業務やマネジメント方法、現状の課題、ビジョンズの将来像を存分に語ってもらいました。
入社2年目で管理職に抜擢された私たちの新人時代
塩入:本日は電気事業部、課長職の初の座談会です。
この若さで課長に昇進できるなんて夢がある会社ですよね。全員入社2年目から課長職に抜擢されたわけですが、新人時代はどんな想いで働いていました?
田中:私は学生時代、勉強より部活に熱中していて、ずっと副部長を務めていました。
でも入社前から絶対に管理職なるぞ!想いがあったわけではなかったです。
社会に出てすぐ管理職になれると思っていなかったので、まずは信頼される人になりたいと思っていました。
なぜ信頼される人かっていうと、人って信頼できる人に仕事を任せたくなりますよね。
色々な仕事を任されることで、できることの幅が広がって自己成長に繋がると思ったんです。
なので入社してからは同期の中で一番頼られたい!と奮闘していましたね(笑)
佐藤:私も田中さんと同じで管理職にこんなにすぐになるとは思っていませんでした。
元々デザインや広告の仕事がしたくて、それを実現できる環境があるビジョンズに入社を決めました。でもやりたいことをやらせてもらうには、まずは与えられることを満足にできないと任せてもらえないと思っていて、新人時代は目の前のことをがむしゃらに頑張っていました。
入社2年目でリーダーから新しい課の課長に昇格して、「管理職とは?」というところからスタートしました。やっていくうちに”環境が人を育てる”といった言葉通り、役割や責任を理解していった感じです。
塩入:佐藤さんが私たちのリーダーだった頃が懐かしいです(笑)
佐藤さんのように、1つ上の先輩が入社2年目で課長に昇進している姿や新しい部署が増えていくのを見て、「次はここのポジションが空くだろうから、そこにいくためには?」と秘かに考えながら、新卒時代を過ごしていましたね。
同期の中から自分を推薦してもらうためにはどんな力がいるんだろうと、営業をしつつ上司がやる仕事や行動を盗み見ていました。
上司が休みの時はリーダーポジションに立候補して、アピールをしてましたね(笑)
大野:・・・えーっと。僕は入社当初「これになりたい!」っていうのはなかったです。
社会人になって色々な経験を通して、自分のやりたい事や好きな事を見つけていこうと思っていたので、1つのことを極めるというよりかは色々な部署を経験し、ステップアップしたいと思っていました。
やりたいことがないからこそ、与えられたことを自分のペースで1つ1つ地道にできるようにしていましたね。
顧客営業課から異動し、今法人課を任されて、またゼロからになりましたが、同じように1つ1つできることを増やしています。
課長職の業務とは?
田中:大野さんが法人課に異動したのは正直驚きましたよね。
就任一年で異動があるんだって・・・ベンチャーの人事異動はゾクゾクします(笑)
実際に皆さん今どんな業務やマネジメントをしていますか?
塩入:広告課は運営するサービスページのSEO対策や広告管理、SNSの運用、新規コンテンツの追加をしています。
今は広告課は私一人とアルバイト数名なので、みんなのようにマネジメント業務という部分は少ないですが、各広告媒体の方と連携して毎月算出するデータを元にABテストをして、PDCAを回しています。
新規コンテンツ導入のために企画書を書くことも多いですし、コンテンツのライティングなども自社で行っています。
新しいコンテンツを投入して終わりではなく、むしろそこからが本番で、きちんと結果がでているか、データを追いかけることにも注力しています。
田中:そうなんですね!
顧客営業課では、数値管理や目標達成へのマネジメントや部下の教育を行っています。具体的にいうと、日報の確認、目標の設定や結果の報告、部下と定期的に1on1を行い業務の進捗確認、営業トークのチェックを行っています。
日報で部下の行動量を把握し、それに対してフィードバックをしています。
部下が営業トークに悩んでいる時は、空いた時間でロープレを行う時もありますよ。
塩入:田中さんと佐藤さんは同じ顧客営業課だけど、課によって業務は違うんですか?
佐藤:業務内容や役割の違いはないんですけど、マネジメントや育成の方法は課によって違います。
全員がロープレをやるわけではなく、課によっては営業中の通録を確認し指示を出してあげる人もいますし、育てる過程の部分はそれぞれ異なりますね。
大野:僕の居た時の顧客営業課と比べて、大きく変化していますよね。
法人営業課も同じく、数値の管理や部下の商談へのフィードバック、企業様へのアフターフォローをしています。
部下が商談で契約してきた案件を、受注の際に差異が生まれないように、人一倍商談報告書をよく読んでいます。
部下が契約数を伸ばすことも大事ですが、先方の良い条件ばかりをのんでいては売り上げは伸ばせないので、自社の利益も踏まえ契約内容の微調整をしています。
あとはミスがあった時や料金が絡んでくる場合は、最終的に自分がジャッジし先方と交渉をしています。
ゼロからのマネジメント
田中:どの部署も目標達成と部下の管理がメインになりますが、マネジメントで苦悩したことはありますか?
私の性格的に直球で伝えることが苦手で、困っていたら自分がやってあげたいというタイプだったので、部下の成長を考えて、厳しいことを言ったり、自分がやった方が早いけど手伝うのをこらえて部下にやらせたりと心苦しい時がありました。
あと、頑張っている部下の成績が伸び悩んでいた時ですね。
この子の営業は良いのになぜ受注に繋がらないんだろうと・・・
最終的な結果が出ないと、自分の指示が本当に合っているのかってわからないじゃないですか。
予測の段階で、マネジメントをしていかなければならない部分に苦悩しました。
指導内容に関しては経験値で判断していかないといけないので、就任当初は部長に相談しながら試行錯誤していました。
佐藤:指導時の言葉選びは悩みますよね。
私はバックオフィスである工事管理課から顧客営業課に異動をして、部下との距離の取り方に悩みました。
部下を管理する上では距離感があった方が良いと考えていて、異動前はなるべく距離をとって部下を管理していました。
でも顧客営業課では、同じ方法で結果に紐づかなくて。
営業はお客様とのコミュニケーションが大切な職種なので、私から積極的に部下と関わり、働きやすい環境にした方が相乗効果が生まれ、お客様対応に反映されるということに気づいたんです。
そのおかげか、部下だけでなく私にも効果があって。
他の部署の人から「佐藤、異動して明るくなったね」と言われたほどです(笑)
大野:確かに、佐藤さん明るくなった気がします(笑)
部下への共有に関して少し似た部分にはなるんですけど、目標や行動量の設定に苦悩しましたね。
課で与えられた目標数値をどれだけ行動したら達成できるのかを逆算し、1週間単位で数値化して実行させることです。
もし目標に誤りがあると、課の目標は達成できないし、部下は正当な評価を受けられなくなってしまいます。
そのために現状の個々の能力を把握して、どのくらいまで上げていけるのか予測していかなければならず、なぜこの商談が上手くいったのか?だめだったのか?を本人達より課長である自分が細かく分析しています。
塩入:部長から目標数値だけが投げられてくるので、その達成に向けて何をいつまでにするのか全て自分達で逆算していくのは頭を使いますよね。
私の場合、管理とは少し違いますが、2年目で新しい課を任されて、前任者や実績がないゼロの環境で正解を見つけることに時間がかかりましたね。
広告は結果がでるのに時間がかかりますし、反響は明確に数値化ができない部分もあるので、自分が進めている業務に自信が持てなかったです。
専務から「塩入の好きにやっていいよ」というお言葉をもらったのに、全然反映できていないと焦っていました。
でも地道にデータをとったり、無知だった広告の知識を付けることで、現状の課題や今後取り入れていきたいコンテンツがやっと見えてきたところです。
「成長期後半」の業界でどうもがくか
佐藤:みんなトライアンドエラーを繰り返しながら課の基盤を作り上げていますね。
現状、うちがトップシェアを誇っていた住宅設備業界が、今では「成長期後半」と言われていますが、激戦する市場でトップであり続けるために各課で何ができると思いますか?
田中:インバウンドの顧客営業課としては、お客様へのレスポンススピードを更に上げていくことです。
お客様の購買意欲はお問い合わせいただいた時が一番高く、受注に繋がりやすいので、どの会社より早くアプローチすることが受注数を上げると考えています。
また長い目で見た時には、「以前すぐに対応してくれて安心できる会社だから、またあそこのサービスを利用しよう」と次のサービスチャンスにも繋がると思うんです。
なので電話やメール、LINEなど、どのツールでもすぐにレスポンスできるように内部体制やリソースを整えることが重要だと考えています。
塩入:LINEのように新しいことに挑戦することが大事ですね。
広告に関しては現状追いかけっこ状態で、特にソーシャルメディアがどんどん変化し、集客方法の成長スピードが目まぐるしいんです。
市場の中で動画広告が流行っていますが、うちの市場にもやがてバーチャル体験型の集客が流行りだしたっておかしくないです。
今急に思いついて言いましたけど、工事後のお家のイメージをバーチャルで体験してもらうのも悪くないですね(笑)
こんな風に新しいアイデアを取り入れて、数ある業者の中でうちのサービスを選んでもらえるように、次何がヒットするのか予想しながら動くことが広告課の課題です。
大野:バーチャル体験、最先端で良いですね!(笑)
でも一般消費者の顧客分母には上限値があるので、もっと成長していくためには不動産やハウスメーカーなどの法人企業様が持っている案件を、うちが取り扱えるようにすることだと考えています。
だからこそ、今までBtoCメインだった事業部にBtoBの法人課が立ち上げられ、新規開拓に力を入れています。
今は大手企業様に限らず、中小企業様にもアプローチをし、これから相手企業様と一緒に成長し、規模を拡大していく。それが今の法人営業課の目標です。
佐藤:今まで各課分かれて動いていましたが、今は事業部全体の目標を一緒に追う姿勢があり、相乗効果を生んでいますよね。
例えば、顧客営業課から法人営業課に企業様をトスアップし大型契約に繋げたり、広告課が新しい広告を打ち出したことで問い合わせ数が増えたりと。
各課で連携し、新しいアイデアを出したものを最終的に顧客営業課で確実にキャッチし、価値や質を高めくことが事業拡大の次のステップアップだと考えています。
部下が挑戦できる環境を作る
大野:課の連携を更に強めていきたいですね!
最後にビジョンズをどんな会社にしていきたいか語りますか!
では田中さんから(笑)
田中:私ですか~?(笑)
企業理念の”モテる”に付随して、みんなに愛される会社にしたいですね!
現在、既存のお客様からの紹介や口コミの反響が増えているので、更に顧客満足度を上げ、選ばれ続けるモテモテ♡な会社にしたいです。
あと自分が部下だった時、上司の愛を感じながらここまでこれたので、自分も同じように愛をもって一人一人と向き合える上司になりたいです!
佐藤:田中さんは既にみんなからモテてるよ~!
私は、皆がやりたいことが叶えられる会社にしたいです。
社会人や会社って働くだけで夢がない・好きな事ができないイメージがありますが、わざわざ独立せず、働きながら叶ったら幸せだなと思うんです。
今私は社内のデザインの仕事や動画編集も任されていて、やりたかったことを少しずつやらせてもらっています。
皆にもやりたいことがあると思うので、ビジョンズで夢や目標を叶えられる会社にしていきたいです。
塩入:佐藤さんには広報部の方でいつも助けてもらっていて感謝しています(笑)
広報部に付随することなんですけど、今までなかったモノ・コトで世の中に影響を与えられる会社にしたいですね。
うちのサービスってニッチですし、痒い所に手が届くようなサービスが多いと思うんですよ。
それを生み出しているのは、社長や専務の挑戦心と見極める力のおかげですよね。
でもどんなにいいものやサービスを生み出しても、知ってもらえなければ使ってもらえないんです。
なので私はビジョンズの新しいサービスを世の中に発信し、ヒットさせるノウハウを構築したいです。
そこまで行けたら企業様を支援出来るように広報部門を事業化して、収益化を目指すのもありですよね。
大野:確かに、色々な事業をヒットさせている社長や専務の力は偉大ですよね。
うちの軸としている衣食住は、人々の生活の大半を占めているからこそ、社長や専務の力だけでは実現できることではないと思うんです。
サービス範囲が広いからこそ、社員全員が「これってビジネスになるな」っていう思考が必要で。
一人ひとりが「こういうのあったらいいな」っていうのは内に秘めているのに、発信できないことや頭の中で思い浮かんでいても形にできないことがあると思うんです。
だから個々のアイデアを発信しやすい環境作りや具現化、ビジネス化を導けるような存在になりたいです。
そしてゆくゆくは、「衣食住どこをとってもビジョンズに頼めば安心だよね」っていう会社を創りたいです。
佐藤:社長の仰っていた「生活インフラのコンシェルジュを目指して」と重なる部分ですね。
田中さんや大野さんが触れていた、会社の理念や社長の想いを社内に浸透させるのも私たちの役割ですよね。
ビジョンズの目指す方向にみんなを導いていける存在になれるよう、各課で更にスキルアップしていきましょう!
本日はありがとうございました!
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